司法書士試験 過去問の解き方とオススメ過去問

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司法書士試験 過去問の解き方とオススメ過去問

司法書士試験の短答問題の勉強の仕方をお伝えします!

司法書士試験の短答問題は、ハッキリ言って細かい知識ばかり問われます。予備試験と比べても、民法などは司法書士試験の方が、細かい点をついてくるなぁという印象です。

そんな司法書士試験を突破するための過去問の勉強法をお伝えします。

この記事でわかること
  • 司法書士試験の短答試験対策
  • 短答過去問のやり方

過去問を解く

まず、やっていただきたいことは、短答の過去問を解くことです。

YS

そんなのあたりまえでしょ?って思いますよね。

多くの受験生が勘違いしているのは、問題に対して解答することと、『解く』ことは別だということを理解していません。

『解く』とは、正誤だけでなく理由まで明確にわかった上で、解答すること

なんとなく、○か❌かはわかるということでは、同じ内容を違う角度から問われたときに正解できません。
司法書士試験は、同じ問題を違う角度で問いてくる傾向があります。そのため、どんな問われかたをしたとしても解答できるよう正誤の理由を明確に理解する必要があります。

過去問をひたすらやり込む

次に過去問をひたすらやり込む必要があります。

YS

ひたすらってどのくらい?

ざっくりいうと最低でも全科目を「7回」は回してくだい。私は、試験期間中同じ過去問を9回ほど回しました。

試験一ヶ月前までくらいでは、全科目を一週間で回せるようになることが理想です。
ただ、さすがに全問題を一週間で回すのには無理があります。そこで、一週間で回せるようになる方法をお伝えします。

やる過去問は、いわゆる「A」または「B+」ランクにしぼれ

要は重要問題や何度も繰り返し問われている問題のみやるということです。
ここで、不安に思う方もいるとおもいますが、そんな不安はいりません。

司法書士試験は、相対評価で合格できます。要は、他の受験者がわかるところは100%正解すれば、勝手に合格します。逆にいえば、ほかの受験生がわからない問題いわゆる「C」ランクの問題は、捨てて全く問題ないということです。

行政書士試験のように〇点以上が合格というものではなく、司法書士試験は受験者の上位○名程度が合格するという試験なので、高得点を目指す必要はありません。
何度も言いますが、ほかの受験生がわかる問題を間違えなければ勝手に『受かる』そういう試験です。

解く問題を、「A」または「B+」ランクに絞れば自ずとやる問題数も限定されます。そうすれば、全科目を回すのも多少は楽になります。

司法書士試験は、広く浅くではダメです。狭く深くが鉄則です。

おすすめ過去問

そこで、おすすめの過去問が伊藤塾の過去問です。一般的な過去問は、年度別や体型別ですべての年度の過去問が載っているものが多いですが、伊藤塾の過去問は合格に必要な重要過去問のみが収録されているため、「A」や「B+」がわからなくても、安心して解くことができます。

自分でランクを選別する時間が省略できるため、大変おすすめです。気になった方はぜひ下記から購入してみてください。

伊藤塾セレクションはバージョンアップされ、最新版は伊藤塾での直接販売になっているようです。
司法書士厳選過去問題集ver2020

問題数をどんどん絞る

問題を解いていくと、なかにはこれは絶対わかると言った問題も出てくるようになります。そうなったらもう解く必要はありません。

解いていてわからない又は理由まで正確に理解してない問題に絞って回してください。

問題を絞ることを繰り返すことで、徐々に「絶対わかる問題」が増えていきます。

そうなれば、絶対わかる問題は今後やらなくても良いので、回す問題もすくなってきますよね。

7回問題を回す頃には、問題数は相当限定されていると思います。そうなれば、一週間で全科目を回すことも可能です。

全科目が1科目に感じる瞬間

一週間で、全科目を回せるようになると科目相互の関連性がみえてくる瞬間があります。

民法と不動産登記法、不動産登記法と民事訴訟法、民事訴訟法と憲法など、別々の科目でも各法律で関連している部分が見えてきます。そうなれば、もう合格水準だと思っていいと思います。

YS

私は、試験一週間前に全科目が1課目と感じられるようになりました。

この記事が受験生のみなさんの参考になれば嬉しいです。

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