2025年最新の MacBook Pro 14インチ(M4) と MacBook Air 13インチ(M4) は、どちらも高性能M4チップと最低16 GBメモリを標準搭載し、メールや動画視聴なら体感差はほぼありません。
しかし Pro 14 はファン付きで長時間の重い作業に強く、ポートや画面もプロ仕様です。
一方 Air 13 はファンレス・1.24 kgで毎日の持ち運びがラク。この記事では「初心者が失敗しないための選び方」をわかりやすく解説します。


MacBook Air と Pro の違いをざっくり解説【2025年最新】
まずは「どこがどう違う?」を1分でイメージ。
Air と Pro の特徴を比較
- 設計思想
- Air:厚さ1.13 cm・重量1.24 kgのファンレス設計で完全無音。持ち運ぶならこれ!
- Pro:厚さ1.55 cm・重量1.55 kg。デュアルファンで高負荷を長時間維持できる堅牢ボディ。
- 画面
- Air:500 nit/60 HzのLiquid Retina。Web閲覧には充分な明るさ。
- Pro:1,000 nit持続・1,600 nitピーク/120 HzのLiquid Retina XDRでHDR動画や写真編集に最適。
- ポート
- Air:Thunderbolt 4×2+MagSafe。周辺機器はUSB‑Cハブ前提。
- Pro:Thunderbolt 4×3、HDMI、SDXC、MagSafeなど計6ポートで直挿しが豊富。
初心者がチェックすべき3つのポイント
- 持ち運び頻度 – 毎日バッグに入れるならAirの軽さが正義。
- やりたい作業 – 動画編集や長時間プログラミングならProの冷却が安心。
- 接続したい機器 – SDカードやHDMIを直挿ししたいならProが便利。
超個人的なProとAirの使い分け
MacbookPro
私はある程度どっしりとした作業(写真編集・動画編集など)、本業の司法書士業(多数のアプリを同時に展開して4画面で作業)をやる場合は、Proを利用しています。
MacBook Air
Airは自宅内の好きな場所や家族との外出時・旅行などで、スキマ時間などにブログ編集やCanvaを利用してアイキャッチの作成などをする際に利用しています。
主要スペックをやさしく比較
数字だけ並べず「何ができるか」で説明します。
CPU・GPU・メモリ・SSD一覧
MacBook Pro 14″ (M4) | MacBook Air 13″ (M4) | |
---|---|---|
CPU/GPU | M4 10C CPU/10C GPU | M4 10C CPU/8–10C GPU |
メモリ | 16 GB(最大128 GB) | 16 GB(最大32 GB) |
SSD | 512 GB〜8 TB | 256 GB〜2 TB |
バッテリー公称 | 動画22 h/Web14 h | 動画18 h/Web15 h |
価格(税込) | 248,800円〜 | 164,800円〜 |

Web閲覧ならAirの方が電池持ちはいいみたいですね。ここまでくると誤差のような気もしますけど
ベンチマークと持続性能
- NotebookcheckはAirの連続20分負荷でクロックが約15%低下したと報告。
- Tom’s GuideはProが「強い持続性能と多ポートで初心者でも長く使える」と評価。
- TechRadarのテストでProは実使用18 h超のバッテリーを記録。
ディスプレイと音響 ― 動画や写真をもっと楽しみたい人へ
画面の違いは作業快適度に直結。AirとProでは、数字上は結構スペックに差があります。



実際につかってみるとそこまで差はないかなと・・・
Retina vs XDR の違い
- Airの500 nitパネルは屋外でも実用的だがHDR再生で白飛びしやすい。
- ProのXDRは120 Hzでスクロールが滑らか、Nano‑Textureオプションで映り込みも大幅減。
カメラ・スピーカー
Proは6スピーカー+フォースキャンセルウーファーを装備し、Zoom会議の音がクリアとTechRadarが評価。
モバイル性能とバッテリー
外出が多い初心者はここを重視。
固定の自宅内で利用する分にはスペックが高いProが快適ですね。
ただ、外出先・旅行などで使用する際には破損のリスクなど考えるとAirをサブ機として、持っておきたい
サイズ・重量の体感差
- Airはペットボトル1本分軽い1.24 kgで肩がラク。
- Proは重いが14インチ級では軽量で剛性が高い。



本体を直接持てば、Airの方が軽いのが実感できますが、バックパックなどに入れたらあまり変わりません。
実際のバッテリー持ち
- TechRadarでAirは実作業16 hを記録。
- Tom’s Guide比較ではProがAirより約3 h長く稼働したと報告。
価格とコスパをチェック
「あとで後悔しない支払い」を考えよう。




本体価格と学割
- Pro:248,800円、学生価格は233,800円〜。
- Air:164,800円、学生価格は149,800円〜。
下取りと分割払い
Apple Trade Inで旧Macを下取りに出すと数万円割引。
Apple Trade Inは下取り額は基本的に低いので、あまりオススメしません。
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用途別おすすめ早見表
用途 | おすすめ | 理由 |
---|---|---|
YouTube動画編集・DaVinci Resolve | Pro | ファンで性能が落ちず、SDカード直挿し可。 |
大学レポート・オンライン授業 | Air | 軽さと静音、学割価格が魅力。 図書館での利用でも気になりません。 |
Web制作・プログラミング入門 | どちらも可 | M4+16 GBでVS Code快適。重負荷ならProが余裕。 |
写真RAW現像 | Pro | XDRの広色域とSDXCスロットで効率UP。 LightroomでAIを活用するとファンがガンガン回ります。 |
ブログ執筆・SNS | Air | ファンレスで静か、バッテリーも丸一日。 |
よくある質問(FAQ)
よくある質問をまとめてみました。
まとめ
- 軽さと価格を重視するならAir、性能と拡張性を重視するならPro が基本。
- 判断のコツは「毎日持ち歩くか」「SDカードやHDMIを直挿ししたいか」。
- 将来やりたいことが重くなりそうなら最初からProを選ぶと買い替えサイクルが伸びて結果的にお得。
初心者でも、本記事のポイントに沿って比較すれば自分にぴったりのMacBookが見つかるはずです。店頭で実機を手にとり、キーボードの打鍵感や画面の明るさもぜひ体感してください。



