MacユーザーのHHKB体験レビュー

みなさん、こんにちは!Macを使っていて、「もっと打ちやすいキーボードないかな?」と思ったことはありませんか?
実は、そんなあなたの願いを叶えるキーボード、HHKB Professional HYBRID Type-Sがあるんです。これはただのキーボードじゃないんですよ。Macユーザーの作業効率をグンと上げる、まさに夢のようなアイテムなんです。
この記事を通して、HHKBがどうしてMacユーザーにピッタリなのか、その魅力を存分にお伝えします。

この記事でわかること
  • HHKBとは
  • MacとHHKBの相性や魅力
  • 効率的なキー配置と使用感
  • クセの強いHHKBの使用感
キーボード沼に絶賛はまり中
悩む人

キーボードっていろんな種類があって、特徴もあってどれがいいかなんてわからないです

YS

ほんとですね。私自身もキーボード沼にハマってしまい、迷走中ですが、いろいろなキーボードを触ることで、特徴をつかむことが出来ました。
あとは自分にどのキーボードが合うか選ぶだけなので、今回はそんな中からHHKBについてご紹介します。

HHKB Professional HYBRID Type-S(英字配列) 雪モデル
総合評価
( 4 )
メリット
  • 効率的なキー配置
  • タイピング時のスコスコ感
  • 耐久性に優れた設計
  • 見た目が美しい
デメリット
  • 電池式のため外出先で電池切れリスク
  • 慣れが必要
目次

HHKBの特徴

HHKBは通常のキーボードとは違う特徴を持っています。MacやiPadで外付けキーボードを選ぶ上で、HHKBをオススメする理由や特徴をご紹介します。

HHKBとは

HHKBとはHappy Hacking Keyboardの略称になっています。
HHKBは日本企業の株式会社PFUが販売しており、キーボードを発売してから25年以上経つ老舗のメーカーとなります。

HHKBのコンセプトに共感を持って愛用している人も多いかと思いますが、HHKBは以下のようなコンセプトを持っています。

アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。
いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。

[東京大学 和田英一 名誉教授の談話]


つまり、馬は消耗品だが、自分に馴染んだ鞍については馬が変わっても使い続ける。キーボードもパソコンは消耗品で買い換えることはあるが、キーボードは一生涯使えるものであるとしています。

そのため、HHKBは耐久性にすぐれており、耐久性を高めるため様々な工夫がなされています。

HHKBの耐久性は異常!10年以上同じキーボードを使用している人も!

HHKBは耐久性にすぐれており、キーボードとしては珍しく10年以上愛用している人も多くいます。
10年以上愛用できるということは、それだけ耐久性があるということですね。なぜHHKBだけそんなに耐久性に優れているのか簡単に解説します。

キーボードの構造が静電容量無接点方式を使用している

キーボードの構造は各メーカーや種類によって様々ですが、HHKBについては「HHKB studio」以外、静電容量無接点方式という方式を採用しています。

静電容量無接点方式による極上のキータッチ

無接点で(底付きなしに)スイッチングする「静電容量無接点方式」により、深いストロークと極上のキータッチを実現。
しなやかで心地よいタッチが、タイピングに喜びという価値を付加します。

HHKBホームページから引用

物理的なスイッチをなくすことにより、故障リスクを最小限にしているとのことです。
キーボードの種類は他にメカニカルスイッチとパンタグラフ式があります。

私が持っているキーボードではメカニカルスイッチは「MX Mechanical」、パンタグラフ式にはMacBookのキーボードや「MX keys」がありますね。

電力は電池式か直接接続による給電方式

HHKBにはバッテリーはありません。ワイヤレスで使用するには電池式で行います。
この令和の時代に電池?!と思われるかもしれませんがそれには理由があります。

HHKBは10年以上使用することを前提に作られています。しかし、バッテリーの耐久年数はもって5年。それ以上は充電効率が低下して、使用時間が徐々に短くなっていきます。

電池式であれば、電池交換により永続的にキーボードを使用することが可能となります。公式では電池交換すれば約3ヶ月程度で交換するとのことです。

電池交換が面倒ではありますが、耐久性のことを考えると仕方ないかもしれません。

MacとHHKBの詳細レビュー

私は普段Macを使用しています。HHKBとMacの組み合わせについて熱く語ろうと思います!

Happy Hacking Keyboardの魅力とは?

HHKBの魅力について語ろうと思います!まだ私はHHKBを使い始めて1週間ほどの新参者ですが、短期レビューとして見てください。

タイピング体験

HHKBはそのユニークな設計と高品質なタイピング体験で知られています。

特にメカニカルスイッチやパンタグラフ式とは異なった、『スコスコ』といった静電容量無接点方式ならではのタイピング感は1度ハマったらやみつきになりそうです。
HHKBを1度使うと持ち歩いてまで、外出先などで使いたくなるといったニーズも実際に使用するとわかりますね。

YS

私もYouTuberのみなさんがタイピングがすごくいいといった発言を見て、実際に体感すると言っていたことが身にしみてわかりました。

特徴あるキー配置

キーの配置が独特です。すべてが真ん中に集まっているかのような配列で、必要最小限の指の動きで効率出来にタイピングできるように設計されています。
ただ、今まで使用していたキーボードとは違った感覚になるので、なれるまで時間がかかりそうです。1度なれてしまえば、HHKB以外のキーボードでは打ちにくいと感じてしまうらしいです。

YS

私はまだなれていませんが、使い込んで練習してみます。

私は自宅ではUSキーボードを使用していますが、USキーボードには矢印キーがありません。不便そうに感じるかもしれませんが、実はちゃんと矢印キーはあるんです。
HHKBは指の動きを必要最小限にするため、文字キーを「Fn」同時押ししたときに矢印キーとして認識するように設定されています。キーの側面に「Fn」を押したときのアクションが印字されていますので、迷うこともありません。

なれてしまえば効率的に作業することが出来ます。

HHKBの便利なカスタマイズ方法

HHKBはなんと全キーカスタマイズが可能となっています。HHKBのサイトから無料でキー配置を変更出来るソフトが配布されていてそれを使用することで、すべてのキーを変更することができます。

公式ホームページより

ロジクールなど一部のキーをカスタマイズできるメーカーもありますが、HHKBのように全キーカスタマイズできるのは唯一無二です。

価格とキーボードの選び方

HHKBは一般的に高級キーボードに該当します。HHKBには複数種類もあり、どれを選べば良いのか迷うこともあるかと思います。私はHHKB Professional HYBRID Type-Sを購入しましたが、選んだ理由などお話しします。

HHKB Professional HYBRID Type-Sを選んだ理由

HHKBにはHHKB Professional とstudioに大きく分かれます。Professionalにはさらにclassic、HYBRID 、HYBRID Type-Sの3種類があります。

スクロールできます
モデルProfessionalstudio
種類classicHYBRIDHYBRID Type-S
接続方式有線無線・有線無線・有線無線・有線
重量530g(ケーブル除く)540g(電池含まず)540g(電池含まず)840g
キー仕様静電容量無接点方式、キーストローク3.8mm、押下圧45gメカニカルスイッチ
キーストローク3.6mm
押下圧45g

私は有線無線どちらでも使用できるようにしたかったので、選択肢としては『HYBRID』を選択肢にいれました。『HYBRID Type-S』は静音モデルになりますので、選択しました。

『Professional』と『studio』の違いはキーの構造にあります。『studio』についてはメカニカルスイッチを使用しているので、カチカチ音が鳴ります。HHKB特有の静電容量無接点方式のスコスコ感はないとのことなので、選択肢から外しました。

HHKBの価格

HHKBはいわゆる高級キーボードに部類に入ります。記事執筆時点でAmazon価格3万3164円。高いですよね。
すばらしいキーボードには間違いないんですが、自分に合うのかは使ってみなければわかりません。


いきなり購入して自分に合わなかったらどうしようと言った心配もありますよね。そんなときはレンタルを試してみるのがオススメです。

家電を手軽にレンタル!ゲオあれこれレンタルならなんとHHKBがレンタル可能です。

レンタル詳細

レンタル期間9泊10〜
5,480円〜

HHKBに興味がある人はぜひ1度レンタルしてみてください。


Macでのキーボード選び、HHKBを選ぶべきか

私は自宅用にMacを使っていますが、結論からあえて選ぶ必要はない。です。(笑)
今ではMacに使用できるサードパーティー製のキーボードはたくさんあります。高いものから安いものまでありますが、あえて3万5000円以上するHHKBを選択する必要はないかなと思います。

ただ、HHKBの特徴である静電容量無接点方式の独特の打鍵感。これは他のキーボードには変えられないものです。私はロジクールのMXシリーズ全部、Apple純正キーボード等いろいろなキーボードを使用してきましたが、HHKB独特の打鍵感はやみつきになります。

しかも壊れにくく、長期間使える。パソコンは買い換えますが、キーボードは壊れない限り一生使いますので、そういう意味では高い出費をして一生のパートナーが手に入るなら安いものかなとも思いました。

YS

キー配置は独特なのでまだなれませんが、キーボードを打ち込みたい病になっています。

過大評価されがちなポイントとは?

HHKBについては、様々なYouTuberが『最高のキーボードだ!』や『キーボードの頂点』など揶揄されてますが、使った感じそんなでもないが感想です。

キーボードはそれぞれ特徴があって好みがあると思いますが、HHKBもその中の一つというだけであって特段『最高』といった感じはしないです。

あくまでキーボードの一つであれ、他のキーボードと同列という感じです。

また、電池式という点がメリットでもあり、デメリットにもなり得るなと感じています。出先でキーボードを使用している最中に電池が切れるとその場で充電ができません。
わざわざ電池を買いに走らなければならないと考えると電池式もデメリットになり得ますね。

まとめ

HHKBを購入してみてファーストレビューでしたが、打つのが楽しくなるキーボードでした。ただ、しっかり使うには慣れが必要です。

私自身の問題ですが、独学でブラインドタッチを学んだせいで正しい指でキーを打ち込んでいないのでホームポディションからズレてしまいます。その製で余計HHKBが使いにくく感じてしまっています。これを機にブラインドタッチを学び直そうときっかけを与えてくれたキーボードになりました。

すばらしいキーボードには間違いないので、ぜひ購入してみてください。

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