Logicoolの新製品「MX Keys Mini for Mac」が発売されました。今回は「MX Keys Mini」のレビューをしていきます。このテンキーレスキーボードは、MacBookユーザーにとって最適な選択肢と言えます。今回は、MX Keys Miniの特徴、およびメリットとデメリットについてレビューしていきます。
また、筆者は今までJISキーボードしか使用したことがありませんでしたが、今回初めてUSキーボードを使用しましたがUSキーボードの感想などもお話します。
- Logicool MX Keys Miniの特徴
- 打鍵感が安定していてMacBookユーザーにおすすめ
- マルチペアリング機能はテレワークの肝
- MX Keys Miniのメリット・デメリット
- JISとUSキーボードの感想
MX Keys Mini for Macレビュー
余計なものはついてないテンキーレスキーボード
MX Keys Miniの最大の特徴は、テンキーレスであることです。このデザインは、机のスペースを節約できるため、デスクトップパソコンのユーザーにも好評です。また、テンキーがないことによって、キーボードを持ち運びする際にも非常に便利です。
本体の重さは506.4gで、約ペットボトル1本分の重さで鞄にもすっぽり入る大きさです。個人的にMacBookのキーボードは薄くて打ちにくいため、今後は「MX Keys Mini for Mac」を仕事鞄にいれて持ち運ぼうと思っています。
打鍵感が最高!Macユーザーにはオススメのキーボード
MX Keys Miniの打鍵感は、浅めながらも非常に安定しています。さらに、19mmのフルピッチとくぼみのあるキー配列によって、長時間のタイピングでも手首の疲れを軽減することができます。このキーボードはMacBookユーザーにとっても最適な選択肢であり、Mac用のショートカットキーも完全にサポートしています。
Mac専用というだけあり、キー配列がMacと同じに設計されています。Macで打ちなれている人もスムーズに「MX Keys Mini for Mac」に移行できます。
マルチペアリング機能はテレワークの肝!
MX Keys Miniは、最大3台のデバイスに接続できるマルチペアリング機能を備えています。この機能は、テレワークの際に非常に役立ちます。たとえば、MacBook、iPad、iPhoneなど、複数のデバイスを使い分けることができます。また、Bluetoothでの接続によって、ケーブルを使わずにデバイスと接続することができます。
さらにBluetoothは、Macに最適化されているため、入力遅延などは極端な電波障害があるような場所以外では、全くきになりません。一応Logi Boltにも対応していますが、本体には附属していません。附属する必要がないほどBluetoothが安定しているので、Bluetooth接続で使っていこうと思います。
メリット
MX Keys Mini for Macのメリットについて、解説致します。
コンパクトな設計
MX Keys Miniは、スタイリッシュなデザインであり、薄型で持ち運びにも便利です。また、スペースを節約することができるテンキーレスデザインが採用されており、デスクトップパソコンなどのユーザーにも最適です。
打鍵感
MX Keys Miniの打鍵感は、浅めながらも非常に安定しています。また、MacBookのキーボードよりも打った後の反発が感じられるため、タイピングに多少の抵抗感があり、気持ちいいです。さらに、19mmのフルピッチとくぼみのあるキー配列によって、長時間のタイピングでも手首の疲れを軽減することができます。
マルチペアリング
MX Keys Miniは、最大3台のデバイスに接続できるマルチペアリング機能を備えています。この機能は、テレワーク時に非常に役立ちます。複数のデバイスを使い分けることができ、Bluetoothでの接続によって、ケーブルを使わずにデバイスと接続することができます。
切り替えは、ボタン1つで簡単にできます。ロジクールといえば、このマルチペアリング機能が目玉ともいえます。
MX Keys Mini for Macは、Apple製品全般に相性が良いので、iPhoneや、iPadなどにも最適に対応してくれます。
デメリット
持ち運びにはやや重い
MX Keys Miniは、持ち運びにはやや重い(506.4g)ため、長時間の移動だと他の軽量キーボードよりかは、見劣りするかもしれません。ただ、私は、旅行などに行く際には必ず、MX Keys Miniを持って行きます。
For MacではUSキーボードのみ
Mac版ではUSキーボードのみとなります。USキーボードは、コンパクトなデザイン、広いシフトキー、シンプルなキー配置が特徴的です。これらの特徴により、使いやすさと持ち運び性が向上します。特に、文字入力については、かな入力をしている人以外は、基本的にローマ字入力をしているかと思います。
USキーボードは、ホームポディションが中央に来て文字入力がしやすく、エンターまでの距離が短いため、タイピングのスピードが向上します。
US版はなんとなく、毛嫌いしていましたが、1度使うと今後はUSキーボードにすべきだなと実感しました。次回、MacBookを買い換えるときは、US版にする予定です。
『MX MECHANICAL』と『MX KEYS』の違いを比較
- キー構造が「パンタグラフ式」と「メカニカル式」
- キーストロークがMX keysは浅く、MX Mechanicalは深い
- MX Mechanicalは右側一列多い
- MX keysの方が安い
キー構造が「パンタグラフ式」と「メカニカル式」
MX keysはパンタグラフ式のキーボードを採用しています。パンタグラフ式はキーストロークが1.9ミリと浅く、軽いタイピングで打てるのが特徴です。MX keysはMacBookよりもタイピングしたときに反発力があり、タイピングしていても疲れにくいのが特徴です。
パンタグラフ式のメリット
MX Mechanicalはメカニカル式を採用しています。パンタグラフ式と異なり、メカニカル式はストロークが深く、しっかりとした打鍵感で、ゲーミングキーボードにも多く採用されています。MX Mechanicalは、メカニカル式にしては、浅めのキーストローク(ロープロファイル)を採用していますが、それでもパンタグラフ式よりかはしっかりとタイピングする必要があります。
メカニカル式のメリット
私が使用しているパームレストはロジクールから発売されているものになります。薄型なので、薄いMX Mechanicalにも最適な高さとなります。
MX Mechanicalは右側一列多い
MX MechanicalはHomeやEndなどのキーが一列多めについています。そのためか、全体的に詰まっている印象です。
個人的には、ご入力が増えるので、MX Mechanicalの余分なキー列はいらなかったなと思います
MX keysの方が安い
MX Mechanicalの方がMX keysよりも高い傾向にあります。単純な好みの問題となりますが、5000円ほど値段がちがうので、MX keysの方がコスパがいいように感じます。
値段の比較
MX Mechanical | ¥21,120(税込) |
MX keys | ¥15,950(税込) |
結論
MX Keys Miniは、MacBookユーザーにとって最適な選択肢と言えます。テンキーレスであり、マルチペアリング機能によってテレワークにも最適です。また、安定した打鍵感と19mmのフルピッチは、長時間のタイピングでも手首の疲れを軽減します。MX Keys Miniは、持ち運びにはやや重いですが、デスクワークには最適なキーボードです。